お知らせ

令和3年 年頭のご挨拶/オンライン元朝祈祷開催報告

令和3年正月を迎え、檀信徒の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
元旦午前0時より元朝祈祷法要をお勤めさせて頂きました。
新型コロナウイルスの早期終息・感染者の無事平癒、また檀信徒各位やオンライン並びに本堂での参加者皆様の家内安全、身体健康、疫病退散、交通安全、厄除け開運などを祈念いたしました。
この一年、皆々様が無事にお過ごしになられることを先ずもって心より祈念いたします。

「コロナ」の影響で世界中が混乱したまま新しい一年を迎えました。
「会いたい人に会えない」「会社の経営が心配だ」「楽しみにしていた新生活ができない」など皆様も色々なご不安を抱えながら日々の生活を過ごされておられることと存じます。
「つながり」が希薄になると人は自暴自棄になったり排他的になったり攻撃的になったりしますが、私たちはこれまでもそして今もたくさんの「つながり」の中で生かされています。
この「つながり」の有り難さをコロナ禍で多くの方が実感されたことと存じます。
一見、社会全体が多くのものを失ったように感じますが、その中でも新たな御縁が急ピッチでつながれていることを私自身は実感しております。
きっとコロナ後の時代は、この「つながり」の中で新たな価値観のもと、新たな社会が形成されていくことと確信しております。
皆様が、一日も早く心の安寧を取り戻し、希望と祈りに満ちた日常をお過ごし頂けることを願い、年頭のご挨拶といたします。

裾野市 曹洞宗 光明寺住職 松岡広也 合掌