お知らせ

タイ王国Bojjhanga Foundation来山報告

11月14日から2泊3日、タイからDr. Woraphat氏をはじめとするBojjhanga Foundationの皆さま9名が光明寺にご滞在くださいました。
【15日: 日タイの交流の始まり】
15日には、まず曹洞宗の坐禅指導を通じて日本の禅文化に触れていただき、その後「日本仏教の歴史」に関する講義を行いました。これに対して、Woraphat氏からはタイ仏教の瞑想法について実践を交えながら丁寧にご指導いただき、日本とタイの仏教文化が交わる貴重な時間となりました。
夜には、長泉町の普向寺 林純一御住職ご夫妻をはじめ、多くの方々にご協力いただき、心温まる歓迎会を開催。タイと日本、それぞれの文化や仏教に対する想いを語り合い、深い絆を築く場となりました。
【16日: 坐禅会での国際的な実践】
16日には、光明寺で毎週土曜日に開催している坐禅会にタイの皆さまもご参加。日本人とタイ人合わせて約20名が一堂に会し、曹洞宗の坐禅とタイ式瞑想の両方を体験しました。異なる背景を持つ参加者同士が、静寂の中で心をひとつにする時間はとても感動的でした。
【仏舎利の寄贈と奉安法要】
さらに、この度Woraphat氏より、当山に仏舎利をご寄贈いただくという大変光栄な機会にも恵まれました。この貴重なご寄贈を感謝とともに受け止め、参加者の皆さまと共に奉安法要を修行し、心静かに仏様のご加護をお祈りいたしました。
【記念の植樹】
今回の交流の記念として、光明寺の境内にサザンカの植樹を行いました。この木が、未来にわたり日タイの仏教交流の象徴として大切に育まれることを願っています。
今回の交流を通じて、日タイ双方の仏教文化への理解と絆が一層深まったことを心より嬉しく思います。この素晴らしいご縁を大切に、これからも日タイの交流が続いていくことを願っております。
改めてご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
合掌