住職挨拶

ホームページ完全リニューアルにあたって

裾野市光明寺住職の松岡広也でございます。当山ホームページのリニューアルにあたりご挨拶申し上げます。
先ずもって令和2年7月豪雨被害でお亡くなりになられました方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災された皆さまが一日も早く平穏な生活に戻られますことをお祈り申し上げます。
本年は、新型コロナウイルス感染症が世界中に広がり、国内での感染拡大防止も困難を極める中で、今後我々がどのように生活していくべきなのか社会の方向性も未だ定まりませんが、このような困った時こそ、お釈迦さまの教えに立ち戻って仏教徒として慈愛に満ちた生き方をしたいものであります。
コロナ禍で多くの方が“ステイホーム”されている中で私自身も“ステイテンプル”しておりました。住職であれば当たり前のように思われるでしょうが、私どもも法務や会議などで出張することが多々ありますので、実際にこれだけ留守することなくお寺に居続けたのはご本山での修行から戻って20年で初めてのことでした。
諸行無常(すべてのものは常に変化しているという教え)が仏教の中でもっとも大事な三つの教え(三法印)の一つであるとは言え、社会のあり方がこれだけ急激に変化することは誰も想像していなかったことでしょう。その中でお寺がどのようにあるべきかをずっと考えておりましたが、コロナ禍にありましても、細心の注意を払いながらほとんどの方が今まで通りお葬式やご法事をされてきました。コロナ禍にありましても、いつもと変わらず作ったお米やお野菜をお寺にお届けくださる檀信徒の方がたくさんおられました。このようにどんな困難な状況であっても皆さまの祈りと善意の想いが集まる“お寺”の素晴らしさを私自身が再確認できたことは僧侶として無上の喜びを感じると同時に、社会が今まで経験したことのない状況になったからと言って、特にこれまでのお寺のあり方を変える必要がないということを確信できました。むしろこのような時だからこそ、お釈迦さまが生涯をかけて実践されたように、私が御本尊さまからいただいている尊い仏縁を一人でも多くの方に繋げるというお寺本来の役割を今まで以上にしっかりとお務めしなければならないと強く感じております。
光明寺が、檀信徒の皆さまはもちろん、一人でも多くの方々との繋がりを結ぶ現代的なきっかけとして新しくホームページをリニューアルすることで、お寺の活動や情報をより分かりやすく皆さまにお伝えすると同時に、お寺へ入口を幅広く設けたいと思います。ご葬儀やご法事のご相談はもちろんのこと、坐禅会や写経会、仏教の勉強会だけでなく、小中学生対象のプログラミング教室(ロボ団裾野光明寺校)も開いており、お寺を文化的教育的スペースとしてもこれからますます活用して参りたいと考えております。どうぞご自身の繋がりやすい方法で皆さまの御縁を光明寺にお繋ぎいただけましたら幸いです。
末筆ながら、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息とともに、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
合掌