葬儀・法要

各種法要

法事

法事とは、本来お釈迦さまの教えを知るということでしたが、現在では、ご先祖さまや故人さまに対してご供養することによって功徳を積み、その功徳をご先祖さまや故人さまにたむけ、あわせて皆の仏道成就を願う法要のことを一般的に「法事」と呼んでおります。

昨今では、初七日法要は葬儀に引き続いて行うことがほとんどですが、四十九日忌、満1年でお勤めする一周忌、三回忌(満2年)、以降、七回忌(満6年)、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌と続きます。 また、五十回忌が過ぎると、その先は遠忌と称して50年ごとに法要を執り行います。このような法事を年回法要ともお呼びします。何回忌をお勤めするかは寺院によって異なりますが、上記のように五十回忌まで年回法要をお勤めすることが光明寺では一般的です。年数が年回法要の年からずれた場合でもお施主さまと相談して適した年回法要をお勤めいたします。

菩提寺のない方のご相談も歓迎いたします。
法事のご相談は、電話やメール、裾野光明寺公式LINEなどでお気軽にお寄せください。



法事の準備について

・日程の候補日をご検討の上、お寺にご連絡ください。
ご連絡はお電話や当ホームページの申込みフォーム、裾野光明寺公式LINEからでも結構です。

・2霊以上のご先祖さまの法事をご一緒にお勤めすることもできます。

・お布施につきましては、裾野市仏教会の目録(平成9年作成)を参照してお願いをしておりますので、安心してご確認ください。

・光明寺では「お供物ゼロ運動」を推進しております。
お花、お菓子、果物などのお供えの代わりに供物料(3千円程度)をお願いしております。
詳しくは下記の説明をご覧ください。

・準備の都合上、法事の参列人数が決まりましたらご連絡ください。
当日の変更があっても問題ありませんのでご安心ください。

・四十九日法要の際は、葬儀の際に使用した白木位牌・位牌堂・七本塔婆、お写真、仏壇用御本尊
(新しい仏壇の場合)、仏壇用位牌、ご遺骨(納骨の場合)をお持ちください。
尚、塔婆は葬儀の際の七本塔婆に含まれているため準備いたしません。

・一周忌以降の法事の際は、特に持ち物はございません。
1本3千円にて塔婆を用意しておりますが、ご不要の場合はご連絡ください。

・法要後にお墓参りをされる場合は、ご自身でご準備をされてください。
線香をお忘れの際はお寺で用意しておりますので遠慮なくお声かけください。



法事のお供物について

光明寺は、法事の際にお供物(お菓子・果物・お花)の準備をお願いしないことにいたしました。

・食べ物を一切無駄にしない、「食品ロス」を出さないためです。

・お供物のかわりにお供物料(金額は自由。3000円程度を目安にお考えください)をお供えください。

・お供物料は、日々の御本尊さまへのお供えとSDGsに取り組む諸団体への寄付に充てております。

⒈SDGsと仏教と曹洞宗

SDGs(エスディージーズ)は「持続可能な開発目標」と訳されます。「誰一人取り残さない社会の実現」を掲げ、国連加盟国が「貧困や飢餓」「不平等の是正」「環境の保全」「平和的社会の実現」など17のテーマ課題を解決していこうとするものです。
2015年に採択された国際目標では、2030年までに目指すべき17のゴールと具体的な169の達成目標が定められ、各国政府機関、企業、民間団体などが一丸となって、すべての人々の幸福と地球環境の保護に向けた取り組みが進められています。
2018年に日本で開催されたWFB世界仏教徒会議では、仏教界が一丸となってSDGs実現に取り組むことを宣言。曹洞宗は2019年にSDGsを推進する方針を発表しました。
「誰一人取り残さない社会の実現」は、信仰に生きる私たちにとって、生きる意味や信仰の実践に深くつながる重要なテーマです。

⒉光明寺の具体的な取り組み「お供物ゼロ運動」について

光明寺も、このような仏教界・曹洞宗の取り組みに賛同し、実践して参ります。17の目標の第1が「貧困をなくす」、第2が「飢餓をゼロに」という内容です。
そこで、光明寺ではご法事の際にお供えする「供物」を「ゼロ」にするように進めて参ります。
皆さまにお願いです。
これまでご法事の際にご用意いただいてきたお施主さまからのお供物はご準備されないように、ご協力ください。
お供物(生花、お菓子、果物、お団子など)の代わりとして「お供物料」(3,000円程度)をお供えください。金額は自由です。
光明寺では日頃から御本尊さまにお供えをしておりますので、お供物がないことにはなりませんのでご安心ください。
ご親族がお供物をお持ちいただいた場合はこれまで通りご仏前にお供えいたします。
皆さまからお供えいただいた「お供物料」はご本尊さまご仏前へのお供えに利用させていただくと同時に、SDGsに取り組んでいる諸団体に寄付させていただきます。

⒊世界から飢えを減らす

この数年、光明寺ではお持ちいただいたお供物を基本的にはお下がりとして施主さまにお持ち帰りいただいておりましたが、お供物を供えること自体が形骸化していることを問題視しておりました。
お供物は仏さまへの大事なお供えではありますが、過剰なお供物が消費されずに廃棄される(=食品ロス)ようなことがあっては本末転倒です。
かつては、食べ物が何よりのもてなしだった日本でも、現在は必要以上の食料が溢れています。1年間に1人の人が食べ残す量は重さで50kgにものぼるそうです。
こうした「食品ロス」を少しでも減らしながら、飢餓に瀕している世界の人々の一助となるような行動を取ることは、菩薩行として全ての仏さまが修行してきてことと合致することです。
「お供物ゼロ運動」にご理解ご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。


御祈祷

平安のいにしえより伝わる霊験あらたかな不動明王と毘沙門天を奉安している光明寺では、感応堂のその御尊前で特別祈祷法要をお勤めしております。

不動明王のご利益:身体健康 除災招福 悪霊退散

毘沙門天のご利益:金運増大 開運出世 商売繁盛


不動明王は大日如来の化身として、すべての悪と煩悩をしずめ力があると、信仰されています。
毘沙門天は四天王の一尊として、左手に宝塔を捧げ、右手に戟を持ち仏法を護持し財宝を施す神とし信仰されています。
この両尊のご利益が成就されるように祈祷法要をお勤めし、法要終了後に特別御祈祷札をお渡しいたします。
尚、本堂において一般祈祷もお勤めしております。
祈願内容も含めてお気軽にご相談ください。

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